手術記録テンプレート

手術記録テンプレート:反復性膝蓋骨脱臼〜内側膝蓋大腿靭帯(MPFL)再建術〜

病名:「右」反復性膝蓋骨脱臼

術式:観血的関節制動術(内側膝蓋大腿靭帯再建術)

General  anesthesiaのもと、patientをsupine positionとし、Rt.thighにair tourniquetをapplyし、operationを開始した。

まず、半腱様筋腱(ST)の走行に沿った約3㎝のskin incisionをapplyし、皮下、皮下軟部組織をdivideしたのち、STの下縁を腱の走行に沿って、形成剪刀で切開し、ST付着部を同定した。open tendon stripperを用いて、STを採取した。in-layersに閉創を行った。

ついで、260mmHgにて駆血を行い、膝蓋骨内側に約6㎝の内側凸のcurved skin incisonをapplyした。膝蓋骨前面を剥離し、investing layerを切開し、内側を関節包の直上で剥離していった。関節包の直上で内側に向けて剥離をすすめた。

膝内側側副靭帯(MCL)大腿骨付着部の直上やや後方に伸展位にて長軸方向になるように約4㎝のlongitudinal skin incisionをapplyした。伏在神経を同定し、内側に避けて処置を行った。MCLをの前縁、後縁を同定し、後方1/3の部分にメスでスリットを作成し同部にST腱を誘導した。

ここで、外側も展開をすすめ、メスで外側支帯を切離した。膝蓋骨を外側に保持し、中枢は膝蓋骨上縁まで膝蓋骨に沿って切離し、それより中枢は外側広筋の線維方向に向けて形成剪刀でsplitした。末梢は関節面のレベルまで行った。

のち、膝蓋骨前面にSTの付着部側を膝蓋骨前面にスリットを作成し、2-0サージロンで縫着し折り返しを末梢側に持っていき、スリットを作成し縫着した。

XPにて膝蓋骨の位置を確認し、さらに屈曲位、伸展位にて膝蓋骨の変位が無いことを確認。

十分な生理食塩水で創部を洗浄後、皮下を3-0バイクリル、皮膚を4-0ナイロンで縫合し、moderate compression dressingを行い、knee brace固定とし、手術を終了した。

固定:knee brace

後療法:

1W only CPM開始

~2W knee brace固定(SLR可能でknee brace除去可)

2W 部分荷重開始

3W 全荷重開始

 

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  • この記事を書いた人

脊本 侑(ゆるドク)

アラフォー勤務医
医学博士 ❘ 整形外科専門医
脊椎脊髄指導医 ❘ 脊椎脊髄病医 ❘ 難病指定医
医療ライター ❘ Webディレクター
オンライン美容皮膚科にも勤務
広島東洋カープファン
『ゆるく生きる』がモットー
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