ゆるドクの独り言

医療従事者の努力を無にする行為はやめて欲しい

今日は本当に唯の愚痴になるかもしれません。その点ご了承した上で見てください。

 

 

信じられない患者

本日、お手伝いに行っている病院から下記の連絡があったので注意喚起目的に書いています。

「当院でコロナ患者が出たので今週は全科休診になります。先生の患者で受診予約の方に連絡しておいてください。」

この連絡が来たときはついに自分の勤務している病院にも感染が出たか・・・と思いました。

自分も感染しているリスクがないか、どのように判明したかを聞いたとき驚愕しました。

「眼科の術後の患者で出ました。」

ゆるドク(泣)
「????」

その病院では必ず来院時に体温の測定や行動の確認を行い、感染リスクがないことを確認していました。

さらに入院中は面会禁止となっています。

ゆるドク(泣)
どこで感染するんだ?まさか職員から?

不思議に思っていると

「入院前にコロナ濃厚接触者と指摘されたのを黙って入院したみたいです」

「術後問題なく、明日退院予定だったのですが、熱発したので検査したら陽性でした。」

 

 

「は??????」

 

 

理解するのに少し時間がかかりました。

実はこの病院はコロナ軽症者の対応病院であり、コロナ疑いの患者に対応することは十分に可能でした。

この患者がなぜ黙ってたのかはわかりません。

手術を中止にしたくなかったのか、自分は大丈夫と思い込んでいたのか、真相は本人にしかわかりませんが。

ただ、その患者の利己的な考えで看護師さんやその他スタッフが防護服やフェイスシールドなどを着用せずにこの患者に対応していたのは事実です。

こんなことをされては院内感染を防ぐことなど不可能です。

 

お願い

 

医療従事者(特に看護師さん)は自分の感染リスクの恐怖と戦いながら必死に対応をしてくれています。

ここまで感染が拡大している場合、罹患しないことは難しいです。

感染することは問題ではありません。「嘘」はつかないようにしましょう。

 

あなた一人の問題ではないのです。

 

 

 

 

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  • この記事を書いた人

脊本 侑(ゆるドク)

アラフォー勤務医
医学博士 ❘ 整形外科専門医
脊椎脊髄指導医 ❘ 脊椎脊髄病医 ❘ 難病指定医
医療ライター ❘ Webディレクター
オンライン美容皮膚科にも勤務
広島東洋カープファン
『ゆるく生きる』がモットー
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